配属情報
POSTED on H23.12.12
- 一般
- 研究分野としては、理学(Science)と工学(Engineering)の境界領域のEngineeringよりで、特に光学(Optics)を研究手段としている。
- 「光学」を知的道具の中心とする。情報工学は道具として用いる。
- 教育
- 研究を通した教育効果を最も意識している。若いこの時期に体験する「目的意識、問題発見、解決、発信」の経験は今後の人生の思考過程に大きく影響を与える。
- 学生には視野を広げるための機会を与えたいと思っている。そのため、新しもの好き、なんでもやってみようと思う意欲のある学生はそれを伸ばせる場と思っている。
- 体も脳も、能力を伸ばす方法は、負荷を与えてそれを乗り越える体験を繰り返すしかない。逆に言うと、今までの自分の範囲内で狭く縮こもるだけでは成長がない。研究室では、結果よりもどれだけ攻めたかに対して評価を厳しく行う。
- 研究室では[教員-学生]、[上級生-下級生]、[同級生同士]で面倒を見るのがルールである。教えることが最大の勉強になるからである。
- 指導
- 他大学、他研究機関との共同研究が基本となるため、学生を外に連れていくことが多い。
- 視野を広げたい、世界的な研究に携わりたいという学生に場を提供したい。
- ものの考え方から正すので、それが脳に浸透するまでを考えると3年間指導できるほうが成長の度合いが大きい。従って、大学院進学を目指す学生が来てくれるとうれしい。
- 計測器の動作原理、なぜそうなるのか、何のために何をするのか、結果は本当に正しいのか、に関しては指導は極めて厳しい。
- 学生生活
- 所属しているだけでは成長しない。頭の回転がいいかどうかが問題ではなく、どれだけ時間をかけるかが重要である。基本的に家では研究はできない。従って、大学に来ない学生には冷たい。
- 研究室生活で最も重要なことは時間の管理である。
- アルバイトは禁じていないが、そのために仕事ができない、遅れたというのは言い訳にはならない。
- 元気な体育会系の学生が来てくれることはwelcomeだが、研究室では知的運動を強いることは覚悟してほしい。
- (夢) 将来、縦コンで純粋研究室メンバー(教員含む)で連続優勝を続ける。
研究室を決めるための3年生へのアドバイス
- 真面目に教育効果を考えるなら、キーワード、雰囲気、「みんなが行くから」、「楽そうだから」という理由で研究室を決めない方がいい。特に院進学希望者。
- 行き先を決める前に教員を訪ね、話をし、教員をよく知ること。研究室配属はあたかも、養子縁組をし、その家庭の教育を受けるに等しいから。
- 研究室に所属する学生と話をし、教員の雰囲気を良くつかむこと。