開 発ツール・プログラマー

実習部分は

 ・ 回路を組み立てる
     ↓
 ・ アセンブラで書かれた例題を機械語にアセンブルし、
   書き込み用16進ファイル(HEXファイル)を作る
     ↓
 ・ 書き込みケーブル(プログラマーHIDaspx)
    と
   書き込みソフト(hidspx)
   を使ってプログラムをAVRに書き込む
     ↓
 ・ リセットボタンを押すか、電源を入れなおして実際に動作させ
   例題の動作を確認する
     ↓
 ・ 課題の回路を組み立てる
     ↓
 ・ 課題の動作をするプログラムをアセンブラで書く
     ↓
 ・ 機械語にアセンブルし、HEXファイルを作成
   マイコンに書き込む
     ↓
 ・ 実際に動作させる
     ↓
 ・ チェックを受ける

の流れで進めます。そこで使うツール群を自分のPC上に用意しよう!

○ 回路図エディタ (コンテスト作品の設計とレポート用)

  水魚堂さんの回路図エディタ  を使っています。

  部品のライブラリ


○ Windows 10 /8 / 7/Xp/Vista の場合

 まず、 「マイクロコンピュータ」用のホルダー「C:\m-com」を作る
 (授業は全てそのフォルダー「m-com」内で作業をする)
 コマンドプロンプト上で
   cd c:\
   mkdir m-com
   cd m-com
   mkdir bin
 としてこのbinの下に

  1. アセンブラ のインストール(98/2000/XP/Vista/7/8/10)
      avrasm32.exe
      avra.bat
  をダウンロードする

  2. プログラマーのインストール 

 (授業では以下のファイルのみ使用するが hidspaとHIDaspx にはGUI型のプログラムも含まれており目を通しておくことを勧める。なお、hidspxとHIDaspxは千秋ゼミ (千秋先生ありがとうございます)で開発・配布されたもので、最新版やソースはここ )
   hidspx.exe
   libusb0_.dll
   hidspx.ini
   avrp.bat
   hidspx_tips.pdf
  をダウンロードする

 3. コマンドパスを設定する

コントロールパネル → システム を開く



システムの設定をクリックする



環境変数をクリックし,



環境変数 「Path」  を選び,編集する
一番最後に 「;D:\m-com\bin」 を追加する



○ MacOS-X の場合
 (最近の MacOS-X については手元に環境が無いので不明)→ Windows10 にできる?


 ホームディレクトリーの下に bin  を作りインストールする。


 1. libusb のインストール
  (手元にMacOS-Xの環境が無いのでどうにかしてインストールしてください)
 

 2.  センブラのインストール  (この作業は一般ユーザーの権限で行う)
      avra.tar.gz
  をダウンロードすると(「avra Forder」ができるので、「ターミナル」を起動し
cd "avr Forder/SOURCE"
make
mkdir ~/bin
mv avra ~/bin/avrasm

        ※ 「avra Forder」ができない場合
            Desktop に avra.tar ファイルができている場合は
                    cd
                    mkdir avra
                    tar xvf  ~/Desktop/avra.tar
                    cd SOURCE
                    make
                    mkdir ~/bin
                    mv avra ~/bin/avrasm


avra はシェルスクリプトなので、「リンク先を名前を付けて保存」で
   ~/bin  の下に保存し、実行パミッションを設定する

chmod +x ~/bin/avra


  3. プログラマー  (この作業は一般ユーザーの権限で行う)

  hidspx-2014-0306.tar.gz
   
  をダウンロードし、できたフォルダー「hidspx-2014-0306/src」に移動
cd hidspx-2014-0306/src

Makefile を編集

 INSTALL_DIR=/usr/local/bin

 INSTALL_DIR=~/bin 
に書き換える

make -f Makefile.macos
make install


        ※ フォルダー「hidspx-2014-0306」ができない場合
            Desktop に hidspx-2014-0306.tar ファイルができている場合は
                    cd
                    tar xvf  ~/Desktop/hidspx-2014-0306.tar
                    cd  hidspx-2014-0306/src
                    $ make -f Makefile.macos
                    $ sudo make install

      avrp  はシェルスクリプトなので、「リンク先を名前を付けて保存」で
   ~/bin  の下に保存し、実行パミッションを設定する
   chmod +x ~/bin/avrp
   
 4. $HOME/bin をコマンドパスに含める
   コマンドシェルが 「bash」 の場合、ホームディレクトリの下に .bashrc というファイルを作る。
   内容は、1行

   PATH=$PATH:$HOME/bin


○ Linux の場合

  ホームディレクトリの下に「m-com」というディレクトリを作りその下で全ての作業を行う

  cd
  mkdir m-com
  cd m-com


 1. libusb のインストール 
      ubuntu, Vine の場合は

          sudo apt-get install libusb-dev


 2.  センブラのインストール  (この作業は一般ユーザーの権限で行う)
      avra.tar.gz
  をm-comの下にダウンロードする
cd ~/m-com
mkdir avrasm
cd avrasm
tar zxvf ~/m-com/avra.tar.gz
cd SOURCE
make
mkdir ~/bin
mv avra ~/bin/avrasm

avra はシェルスクリプトなので、「リンク先を名前を付けて保存」で
   ~/bin  の下に保存し、実行パミッションを設定する

chmod +x ~/bin/avra


  3. プログラマー  (この作業は一般ユーザーの権限で行う)

 hidspx-2014-0306.tar.gz
   
  を~/m-com の下にダウンロードし
cd ~/m-com
tar zxvf hidspx-2014-0306.tar.gz
cd hidspx-2014-0306/src

Makefile を編集

  INSTALL_DIR=/usr/local/bin
 を
  INSTALL_DIR=~/bin 
 に書き換える

make
make install


      avrp  はシェルスクリプトなので、「リンク先を名前を付けて保存」で
   ~/bin  の下に保存し、実行パミッションを設定する
   chmod +x ~/bin/avrp
   
 4. $HOME/bin をコマンドパスに含める
   コマンドシェルが 「bash」 の場合、ホームディレクトリの下に .bashrc というファイルを作る。
   内容は、1行

   PATH=$PATH:$HOME/bin