○  出 力

I/Oポートの電気的特性 Datasheet P206-207

I/Oポート: Datasheet P43-

回路図 (テスト回路と同じ)




行 うことは以下のとおりだが、詳しくはデーターシートを使って説明します。
プログラムは、 out.asm、 (m88def.inc を忘れずに)

1. ポートBを総て出力ポートとする
   ポートB方向レジスタ(DDRB) を総て1($FF)にする

2. LEDが接続されているポート(PB0)に「0(ゼロ)」を出力する
  LEDはアノードを+3Vに接続し、カソードを120Ωを介 してPB0に接続してある。
   PB0=1 の時 LED 消灯
   PB0=0 の時 LED 点灯

 ※: データーシートの電気特性(P206-207)の2.7V時のシンク(吸込み)電流と
   ソース(吐出し)電流の出力電圧特性を見る と、
     シンク電流 は 0.75V出力時20mA 程度 に対して
     ソース電流 は 1.75V出力時20mA 程度 と出力電圧が下がってしまい,若干駆動能 力が低い
   ので、トランジスタ等ドライブ回路を用いない場合は、シンク駆動の方がドライブ能力が高いと考えてよい
   今回は高輝度LEDの標準駆動電流20mAより低い10mA程度の電流を流すことを考え、LEDの順方向電圧を
   1.8V程度と見積もると
     ソース電流の場合出力は2.3V → 電流制限抵抗は(2.3-1.8)/0.01 = 50Ω
     シンク電流の場合出力は0.3V → 電流制限抵抗は(2.7-1.8-0.3)/0.01 = 60Ω
                           乾電池が元気の良い場合 (3.2-1.8-0.3)/0.01 = 110 Ω 
                           なので安全を見て電流制限抵抗は 120 Ωとした

※:LEDの点減をOUT命令ではな くビット操作命令を使った場合は out1.asm

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