卒業生からのメッセージ

YAHOO! ヤフー / Google グーグル / NIFTY ニフティ / ヤマハ株式会社 / セイコーエプソン / 富士ゼロックス


"調べ、試行錯誤し、新しいものを作る"

 情報工学専攻に在籍時は、設計の検証や、検証から実装までを一貫して行うツールの開発を行っていました。システムの高い信頼性を実現するためには、設計段階からバグを排除する必要があります。
 設計段階でバグを排除することで、下流工程(実装・テスト・導入)で発見される設計上のバグや、予期せぬ不具合を未然に取り除くことができ、出戻りのコストを削減すると共に、高い信頼性を持つシステムを作ることができます。
 現在は、Yahoo! JAPANのサイトからユーザーの皆様に情報を配信するシステムの運用担当エンジニアをしています。ユーザーの皆様に、より安定して情報をお届けできるよう、システムの障害検知機能や障害発生時の自動対応機能の整備を行い、システムをより安定的に稼働させることをミッションとしています。
 将来の目標は、直近では、人が介在せずにシステムが安定的に稼働する環境を作り出すことです。また、将来的には、コンピューターと会話し、コンピューターが人間の常に傍らにおり、誰でも情報を簡単に扱うことのできる、映画の中のような世界を作りたいと思っています。
 大学院時代に学んだことで今の仕事につながっていることは、「調べ、試行錯誤し、新しいものを作る」ことです。社会に出ても、これの連続です。特に研究室では、研究対象に飽き足らず、さまざまな技術に触れる機会を与えていただき、とても充実した日々を過ごしました。

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 大学院時代の思い出は、毎日のように友人宅に集合し講義で出題されたプログラムについて議論を交わしたこと。また、遊ぶ間も惜しんで、研究室にこもり研究に熱中したことです。誰に言われるでもなく、研究室には仲間が集まって来ました。そして、時には息抜きで、一日がかりでBBQなどのイベントを開催していました。先生方、先輩、同級生、後輩と語りあった時間は良い思い出です。 (2013年5月寄稿)


"学んだ知識は、挑戦するための素晴らしい土台"

 私は現在 Google でソフトウェアエンジニアとして働き、主に Google マップの開発に携わっています。Google では莫大な量の情報を処理するために非常に多くのコンピュータを利用しています。このような環境は個人はもちろん大企業でもなかなか触れられるものではありません。また非常に優秀な人達に囲まれており、エキサイティングな毎日をおくっています。
 信州大学は学生の自主性を尊重してくれる学風であり、大学時代には自分の興味を持った分野に色々と挑戦することができました。また講義で学んだ幅広い知識は、今でも様々なことに挑戦する上での素晴らしい土台となっています。先生方には講義・研究以外でもプログラミングコンテストなどでお世話になり、様々な貴重な経験を積むことができました。大学やコンテストを知り合った友人達は今でもお互いに切磋琢磨し合う素晴らしい仲間達です。
 大学の講義では多くのことを学ぶことができます。しかしそれ以上に自分から学ぶ姿勢が必要とされる環境です。非常に多くの時間を自由に扱うことができるため、長い学生生活を活かすも無駄にするもみなさんしだいとなります。私は6年間に非常に多くのことを学ぶことができました。信州大学は生活・勉学両面において非常に素晴らしい環境が整っています。みなさんもぜひ信州大学で素晴らしい経験を積んでください。 (2010年4月寄稿)

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"自ら興味を見つけ、そして自ら学ぶ姿勢が大切"

 ニフティ株式会社にて、サーバなどインフラ基盤の構築・運用を担当しています。大規模なインフラ基盤を、いかに効率良く、24時間365日安定して提供し続けるか挑戦し続ける非常にやりがいのある仕事です。
 大学で学んだ一番大切なこと、社会人になった後に役に立ったこととしては、自ら興味を見つけ、自ら学ぶ姿勢の大切さに気づけた事が最も役立っていると感じています。エンジニアの仕事は、知らない事、分からない事、想定していなかった事が毎日沢山出てきます。そういった事象に自ら挑戦する姿勢を身につけたのが、大学で学んだ最も大切な事だと思います。
 大学は自分のやりたい事を見つけ、実現するための器だと感じています。自分は信州大学で、やりたい事、同じ志を持つ仲間を見つける事が出来ました。是非、大学でやりたい事を見つけ、それを実現して欲しいと思います。(2010年4月寄稿)

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"得意教科や偏差値でなく、将来を見据えた選択を"

 私が勤務するヤマハ株式会社は世界最大の総合楽器メーカーであり、楽器だけでなく音・音楽に関する幅広い商品とサービスを提供しています。私はオーディオ機器の開発部門に所属しており、製品に搭載するヤマハ独自のデジタル信号処理技術のソフトウェア開発を担当しています。商品開発には多くの苦労もありますが、ヤマハのオーディオ製品は国内だけでなく全世界で愛用されており、生活に身近な製品を作る楽しさを実感しています。
 学生当時に将来は音・音楽に関わる仕事がしたいと思い、大学では情報工学、デジタル信号処理技術、音響情報工学を学びました。情報工学科の特徴として、ソフトウェア工学だけでなく、それらを実際に動かすためのハードウェア工学の知識も学ぶことが出来ます。両方の知見を持つことは、社会人になったときに実際のものづくりの現場においてとても役立ちました。また研究活動の中で、物事の本質を追求する姿勢を学ぶことが出来ました。
 進学先を考える上で、単に得意教科や偏差値で決めるのではなく、自分の将来を見据えて学びたいことを探していくことが重要だと思います。また、その先の就職活動では学生時代に勉強以外に打ち込んだことも評価されます。大学生は自由な時間が増えますので、無駄に過ごさずに勉強も遊びも様々なことに挑戦して欲しいです。特に信州大学は豊かな自然の中でのびのびと学ぶことができる、学生生活に最適な環境です。(2010年5月寄稿)

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"研究を進める上で一番重要なことは人と議論すること"

 現在私はセイコーエプソン株式会社においてロボットシステムの開発を行っています。 エプソンというとプリンタやプロジェクタのイメージが強いと思いますが、それらを人に代わって生産するロボットの開発も行っており、世界中で利用されています。
 エプソンに勤務する以前は産業技術総合研究所においてロボットの知覚システムの研究を行っていました。企業での開発と独立行政法人での研究では異なる点も多いですが、共通して大切なことは、人と議論することだと考えています。
 議論をすることで新たなアイデアが生まれることが多々あります。 そのために大切なことが2点あります。一つは、議論の内容について自身が深く理解していること、土台となる知識を身につけ続けることです。 もう一つは、議論のできる方と出会うことです。私は先生方や友人など、そのような方々に出会えており、それが大学時代で得た一番大切な財産だと考えています。 もちろん、大学での授業、研究活動を通じて得た知見が現在の開発の基盤となっていることは言うまでもありません。
 豊かな自然の下、最先端の研究に触れ、感性豊かな人々と出会うことは、今後の社会生活を送る上で非常に良い経験になると思います。 皆さんのご活躍をお祈りします。(2013年10月寄稿)

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"「気になる」「知りたい」という気持ちを大切に"

 現在私は富士ゼロックスという会社でソフトウェア開発者として、米国Xerox社製ソフトウェア商品を日本に導入する支援と自社でのソフトウェア開発の2つの業務を行っています。日本で発生したトラブルの報告や開発に必要な技術情報を質問したりと、慣れない英語でXerox社エンジニアとコミュニケーションをとりながらの仕事に、大変ながらもやり甲斐を感じています。
 私の仕事では、答えが決まっていない問題にたいして自分なりの答えを考え、それを相手に説明する機会が多くあります。そのような中でコンピュータやネットワークの基礎など学生当時はなかなか必要性を実感できなかった情報工学の基礎知識が、今は自分の土台としてとても役立っています。新しい技術がどんどん生まれるこの分野では、この土台に乗せるものは尽きず新しい発見の毎日です。
 多くの情報が手軽に集められるようになり、皆さんは私が高校生だった頃よりもさらに迷いながら大学を選んでゆかれると思います。今の時点で将来の自分が見えていなくても、「気になる」、「知りたい」という気持ちを大切にしてもらえれば、どこの大学でスタートを切ったとしても面白い大学生活が送れると信じています。これからのご活躍をお祈りしています。(2010年5月寄稿)

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